ストレスは悪いものではない!?
タイトルを見て、
ストレスって悪いものではないってどういうこと?!
と思われた方も多いのではないでしょうか。
私自身も少し前までは、
- ストレスは悪いものだ
- ストレスは体に悪影響を及ぼす
- ストレスで髪が抜ける
- ストレスは鬱の原因
と考えて生活していました。
今の社会はストレス社会だと言われるように、
たくさんのマイナスなイメージがストレスには纏わり付いている
ように感じます。
本当のところ、ストレスって一体どんなものなのでしょうか?
実はストレスは人間が安全に生活する上で必要不可欠な存在であることがわかっています。身に危険を及ぼすことがあったとき、ストレスがあるから私たちはそれらから逃げたり、それらに対処することができます。
ストレスは人間が進化をする過程で身につけてきたスキルの1つなのです。
人間が大昔狩をしていた頃、猛獣に出くわして危険な経験をしたときに、本能的に「逃げなきゃ!」とか「身を守らなきゃ!」と考え行動していたそうです。
このような判断するとき人間の頭の中では、脳からアドレナリンが出され自律神経が興奮した状態になります。そうすることで身体が機敏に動き、身を守ることができるようになっていきました。
このようにして本能的に防衛しようという反応が身についたと言われています。
今ではこの自分の身を守ろうとする防衛本能が、ストレスとして認知されるようになり、テレビや雑誌、新聞などの多くのメディアでもストレスは良くないものであると広められるようになったわけです。
もうお分かりですよね!
ストレスは悪いものではなく、むしろ私たちの生活には不可欠な存在なのです。
ストレスが存在することで安全に生活することができ、ストレスのおかげでいざというときに行動することができるのです。
しかしそうは言っても、今私たちが生活している世の中ではストレスによって鬱になってしまったり、体に何か不調を持っている人が多くいるのも事実です。
同じことを経験しても人によってストレスを感じる人と感じない人がいます。
次回はそれらの違いについてやストレスを感じたときにどうすれば良いのかを読者の皆さんにシェアしたいと思います。